マダニに咬まれたらどうする?
暖かい季節になると、マダニによる咬傷が増えてきます。
- 草むらで遊んだあとに黒い虫がついている
- 犬の散歩のあとに気づいた
- キャンプから帰ってきたら皮膚に何かついている
このような場合は、マダニが皮膚に吸着しているかもしれません。
マダニってどんな虫?
マダニは山や草むらに生息している吸血性のダニです。吸血すると数倍から十数倍に大きくなります。
皮膚にしっかり口を差し込んで吸血するため、自分で取ろうとすると口の部分が皮膚の中に残ってしまうことがあります。
無理に取らないで!
マダニを見つけると、ついピンセットで引っ張りたくなります。
しかし、
- 無理に引っ張る
- 指でつまむ
- 潰してしまう
と、口器が残ったり、皮膚に炎症を起こしたりすることがあります。
早期であればピンセットできれいに取れる場合もありますが、深く食い込んでいる場合は皮膚ごと切除したほうが確実なこともあります。
マダニが媒介する感染症
マダニはさまざまな感染症を媒介することがあります。
- 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
- 日本紅斑熱
- ライム病
ただし、マダニに咬まれたからといって必ず感染するわけではありません。
必要以上に心配する必要はありませんが、咬まれた後の体調変化には注意が必要です。
こんな症状があれば受診を
マダニに咬まれてから1~2週間は、
- 発熱
- 強いだるさ
- 頭痛
- 腹痛
- 下痢
- 発疹
などの症状に注意しましょう。
症状が出た場合は、早めに医療機関を受診してください。
マダニを予防するには?
- 長袖・長ズボンを着用する
- 草むらでは肌の露出を避ける
- 虫除けスプレーを使用する
- 帰宅後は全身を確認する
特に、お子さんは頭部にマダニがつくこともあるため、髪の毛の中もしっかり確認しましょう。
濱田皮膚科医院から
マダニは無理に取ろうとせず、まずはご相談ください。
マダニがついたまま受診していただければ、適切な方法で除去を行います。また、除去後も必要に応じて経過を確認し、感染症のリスクについて説明いたします。
「小さな黒い虫が皮膚についている」
「本当にマダニか分からない」
という場合でも、お気軽にご相談ください


