「草むしりをしたあとに腕が赤くなった」
「公園で遊んだあと、ブツブツができた」
「洗濯物を取り込んだあとからかゆい」
夏から秋にかけて、毛虫による皮膚炎の患者さんが増えます。毛虫は直接触っていなくても、毒針毛が飛んできたり、衣類についていたりすることで皮膚炎を起こすことがあります。
毛虫皮膚炎とは?
毛虫の毒針毛や毒棘が皮膚に刺さることで起こる皮膚炎です。
- 強いかゆみ
- 赤いブツブツ
- ヒリヒリした痛み
- 腫れ
などの症状がみられます。
特に注意したい毛虫
- チャドクガ
- モンシロドクガ
- ドクガ
- イラガ
- ヒロヘリアオイラガ
イラガは「電気が走るような痛み」と表現されるほど強い痛みを伴うことがあります。
どうして触っていないのにかぶれるの?
チャドクガの毒針毛は非常に細く、
- 風で飛ぶ
- 衣類につく
- 洗濯物につく
- 樹木の周囲に残る
ことがあります。
「毛虫を見ていないから違う」と思っていても、実は毛虫皮膚炎だったということも少なくありません。
毛虫に触れてしまったら
ドクガの場合
- こすらない
- セロハンテープなどで毒針毛を取り除く
- 石けんを泡立てて洗う
- シャワーで十分に洗い流す
イラガの場合
- まず冷やす
- 洗い流す
- 症状が強い場合は受診
治療
当院では、
- ステロイド外用薬
- かゆみに対する飲み薬
- 症状に応じた治療
を行っています。
こんな時は皮膚科へ
- 強いかゆみで眠れない
- 広範囲に広がっている
- 痛みが強い
- 数日たっても改善しない
- 毛虫かどうかわからない
まとめ
毛虫皮膚炎は、直接触らなくても起こることがあります。特に7~10月は注意が必要です。草むしりや公園遊びのあとに赤いブツブツや強いかゆみが出たら、毛虫による皮膚炎かもしれません。早めに皮膚科へご相談ください。
最後に、
「毛虫を見ていないから大丈夫」と思わないことが大切です!


