水膨れやびらんからの滲出液を触ったり、引っ掻いたりすると、中の細菌があっという間に広がってうつるので、処置も大変になってしまいます。
特に鼻の入り口には原因の細菌がたくさんいるので鼻をいじらないようにしましょう。
また「とびひ」にならないためにも、お子様の「虫さされ」や「すり傷」は早めに治療しましょう。
「とびひ」治療中、自宅での注意すること
1.爪を短く切る
2.こまめに手洗い
3.タオルの使いまわしをしない
4.泡立てた石鹸をママの手に取り優しく洗う
5.出来るだけシャワー浴にする
6.湯船につかった場合は、出るときにシャワーでよく洗い流す
7.兄弟などがいる場合、「とびひ」の子どもと一緒にお風呂に入れない
8.「とびひ」の子どものお風呂を最後にする
9.鼻の中をいじらない
炎症が強い場合や化膿した部位が広い場合は直接触らないようにする必要があり、感染予防のためにガーゼなどできちんと覆う必要があります。
病変が広範囲の場合やお熱などの全身症状がある場合は、学校や園を休んでの治療の必要もある場合があります。
プールの水ではうつりませんが、病変部を触わることで症状を悪化させたり、他の子にうつしてしまう可能性もありますので、プールや水泳は治るまで禁止する必要があります。念のため、学校や園の先生にお尋ねください。