先日、ストレスが原因のひとつといわれているある皮膚疾患の患者様が、「次の患者さんが待っていると思うと気になって、お時間大丈夫ですか?」とおっしゃっていました。
次の患者さんのことを、思いやることのできる・・そういう人だからこそ、いつのまにか自分の心の中に少しずつストレスを溜めてしまっているのではないのかな?と私は思いました。
こういう患者様もよくいらっしゃいます。「先生の前で、泣いてしまってごめんなさい」
弱音を吐いてください、少しは気分が楽になりますよね。
以前、私の尊敬する松永佳世子教授が「自分のストレスは特別でないと思っている人は、ストレスに気づかずに、ついつい頑張りすぎてしまうから、ストレスが一番溜まっているんだよ。」とおっしゃっていました。
蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、ニキビ、脱毛などの皮膚疾患とストレスは、意外に関係しているものが多いようです。